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サンプル問題に挑戦してみましょう。
「正解と解説」にマウスをあわせると、正解がわかります。
解説もありますので、参考にしてください。

第1問

衣生活に関して考えてみましょう。加齢とともに少しずつ「身支度・おしゃれ」に興味を示さなくなります。
いつまでもきれいでいて欲しいです。どう対応しましょう。

1. こぼしたりするので「シミ」になっても目立たない柄物にする
2. ボタンかけなど苦手になるのでかぶり物にする
3. 着古したものは体になじんでいるので古い物でよい
4. 生活のリズムの中では着替えの習慣を継続していく

正解と解説
寝巻から日常着へと日常生活のメリハリのためにも助言が必要となります。
外出の機会を計画しましょう。季節を楽しみましょう。

第2問

生き生きとした生活を送るために何が必要か考えてみましょう。

1. 地域のサークル活動に参加してもらう
2. 施設利用を考える
3. 家の中で役割を持つ
4. 一日一回は散歩をしてもらう

正解と解説
身近なところで出来る事、出来そうな事に視点を向けながら役割を持ってもらいましょう。
「役立っている」の時間が人間には必要な事があります。

第3問

日本の夏は暑い日が続き脱水による「熱中症」が問題となります。対応として水分摂取が重要となります。
一日の水分はどれくらい必要なのでしょうか。考えてみましょう。

1. 1L
2. 1.5L
3. 2L
4. 2.5L

正解と解説
高齢者はのどの渇きも曖昧になります。一緒にお茶の時間を楽しみましょう。
そして水分は食事からも摂取することができます。
3食きちんと食べてスープ類などもメニューに入れることをおすすめいたします。

第4問

尊厳に関わる排泄の問題を考えてみましょう。
失禁した下着、ズボンなど押し入れに隠してあるのをあなたは偶然発見しました。本人に対してどう対応しますか。

1. 「恥ずかしがらず、出して下さい」と伝える
2. 何も言わず洗濯する
3. 家族会議を開き対応を検討する
4. まずは様子を見ていく

正解と解説
本人が一番心傷ついています。プライドを傷つけないように観察から始めましょう。
加齢と共にトイレに間に合わないことが多くなるのは自然の事です。
前もって多めの下着を準備しておきましょう。
少しずつ少しずつ現在の自分を受け入れるよう関わっていきましょう。急いではいけません。

第5問

自宅でそのまま住み続けるためには住宅内のチェックが必要となります。視点はどこに置けばよいでしょうか。

1. 自室とトイレ
2. 窓と雨戸
3. 台所
4. 庭の広さ

正解と解説
トイレは使用する頻度が多くなります。洋式トイレに変更などは足への負担が軽くなり
手すりの設置も含めるとある程度は自立していけます。
自室は本人にとってはお城です。相談しながら進めていきましょう。
その後、身体状況に合わせてチェック箇所は広げていきます。